パジャマ2枚、着替え用に持参。
テレビでは、祝賀パレードの声援が聞こえてくる。キラキラ光っているティアラや車の様子が別世界の出来事といて放送されている。ここは病室、榮美子さんにパレード綺麗だよ。テレビを見ようよと声をかけると、あとで週刊誌が特集を組むと思うから、週刊誌を買ってきてと話す。まぁ、確かにテレビを見ていても、ベットの上の世界は変わらないからね。
土日はリハビリがないので、自分で3回ベットから起き上がり立ち上がる、横になり休憩。今度は5回ベットから立ち上がる、休憩。を繰り返して自分でリハビリをしているから、元気になるが大丈夫と。
榮美子さんには、「ベットから一人で起きて、トイレに自立していけるようになったら、家に帰ろう」と目標を話している。さすがに9月から3か月近くの病院・ベットの生活が飽きてきて、家に帰りたい一心なんだろう。まだ食事が「5分粥」だから食事が普通に戻らないと難しいかなぁ。
「早くお肉やウナギが食べたいな」とポツリ。内心、肉やウナギを食べていたから胆石がたまったのではないかと、胆のうに2センチの石が残っているので、胆のうを取ってしまうとしばらくは「肉・ビーフシチューやウナギ」は難しいだろうなぁと予想すると、早く退院できるといいね!という言葉が少しむなしく感じる。
デザートにミカンが2粒出るが、手が汚れるのでウェットデッシュがほしいというので、夜、連れにもっていってもらうが、寝ていたようで理解しているかどうかわからないとのこと。一人では、さすがにつぶれてしまうので、快く代わりにお見舞いに行ってくれたことに感謝。感謝。ありがたい。
